こんにちはG3です。シフト勤務だと、朝だろうが昼だろうが夜だろうが、出社したら「おはようございます」という方が多いと思います。いつもお疲れさまです。
私も20年ほど夜勤含めたシフト勤務をしておりましたが、睡眠の調整には長年苦労し通しでした。自分の住居は大規模な団地の中のひとつで、そんなにうるさい場所ではないのですが、どうしても工事とか運動会の練習の太鼓の音とか、眠るのには辛い音が聞こえてしまいます。
そこで頼りになるのが耳栓です。自宅を防音工事という手もありますが、ものすごいお金がかかります。組立式防音室も、眠るとなるとスペース的に難しいです。

自分は下手の横好きでドラム演奏が趣味なのですが、楽器って、楽器そのものよりも防音が大変だったりしますね…
そんなわけで、長年の間に購入した、歴代の耳栓たちをレビューとともに、素材・構造別に紹介します。
低反発ウレタン素材
遮音性能がとても高く、お値段も比較的お安いのでおすすめ。ただし、劣化が早いので、ちょっと戻りがはやくなったな、と思ったらすぐ交換したほうがいいでしょう。衛生面でもそちらのほうがお勧め。耳に吹き出物なんかできたら大変です。


写真の2点は、実際にダイソーで購入して使用したもの。100均商品とはいえ、遮音性も装着感も大変良かったです。ケース付きのものや、紐付きのものなどありますので、お好みのものを。
遮音性 | ★★★★★ | 申し分なし |
装着感 | ★★★★★ | 後から膨らむので注意 |
耐久性 | ★★☆☆☆ | 基本使い捨て |
シリコン素材
低反発ウレタンのものに較べて、遮音性、装着感いずれもやや劣りますが、洗って繰り返し使えるのが何といっても便利。低反発ウレタンは、ぎゅっと縮ませてから戻るまでどうしても少し時間がかかりますが、シリコン素材のものは、すぐに装着できます。写真2点はいずれもダイソーで購入。


睡眠用とは用途が違いますが、完全に遮音するのではなく、聴こえる音を、音質をなるべく変えずに音量だけ下げるという耳栓があります。大音量のライブ会場で長時間音楽を聴く場合は必須アイテムです。下の写真はEtymotic Research製。プロ用イヤホンで有名なメーカーです。大音量を長時間聴いていると、難聴になる危険がありますので、音楽ライブには耳栓を持参することを強くお勧めします。

遮音性 | ★★★☆☆ | 音質はあまり変わらない |
装着感 | ★★★☆☆ | 形状によるので選択は慎重に |
耐久性 | ★★★★☆ | 洗って繰り返し使える |
ソフトシリコン素材

弾力があまりなく、粘土のように形が自由に変えられます。耳穴の中に詰め込むのではなく、蓋をするように使用するものです。遮音性はわりと高いのですが、装着感が独特で、かつ汚れに弱く、コスパがあまり良くないので、個人的にはお勧めしません(皮脂が多いせいか、1回使っただけでダメになりました)。耳栓を耳の穴に挿入するのがどうしても苦手な方向け。
遮音性 | ★★★☆☆ | まあまあ |
装着感 | ★★★☆☆ | 耳穴への負担は少ない |
耐久性 | ★☆☆☆☆ | 汚れに弱い |
ヘッドホン型イヤーマフ

耳栓ではありませんが、どうしても耳穴が不快で耳栓ができないことがあり、ヘッドホン型のイヤーマフを購入したことがあります。しかし、見ての通りヘッドホン型で、結構大きいので、寝るときに使用するのはお勧めしません。遮音性を高めるために、左右の耳を強く圧迫するため、長時間装着するのには向いていません。射撃、工事などで使用するものらしいです。
遮音性 | ★★★★☆ | 良い |
装着感 | ★★★☆☆ | 圧迫感あり |
耐久性 | ★★★★☆ | 頑丈 |
おわりに(選択のポイント)
耳穴は結構デリケートな部分で、少しの形状の差でも気になることがあるので、何種類かまとめて買って、実際に試してみることをお勧めします。装着した当初は良くても、時間の経過とともに装着感が変わったり、寝ている間に外れたり、など、ある程度試行錯誤が必要なことがありますので、なるべく色々なものを試して、ジャストフィットなものを見つけてください。
補足:主なメーカーと製品
以下に主なメーカーの製品のリンクを掲載しておきますのでお役立てください。